コラム Column
花崗岩はどこで使われている?
~実は街のあちこちにあります~
港の防波堤、公園の石垣、河川の護岸。
私たちが普段何気なく見ている「石」。
実はその多くに、“花崗岩(かこうがん)”が使われています。
そして、その花崗岩は海上輸送によって全国へ運ばれています。
私たちの暮らしを支える花崗岩についてご紹介します。
花崗岩ってどんな石?
花崗岩は、マグマが地下深くでゆっくり冷えて固まることでできた天然石です。
長い時間をかけて形成されるため、非常に硬く、耐久性に優れていることが特徴です。
表面には、
- 白色
- 黒色
- 灰色
- ピンク色
などの粒模様が見られます。
これは、石の中に含まれる鉱物によるものです。 花崗岩は風雨にも強く、長期間使用しても劣化しにくいため、日本全国のインフラ整備や建築、景観づくりに広く利用されています。


なぜ花崗岩が使われるの?
花崗岩がさまざまな場所で使われる理由は、「強さ」と「耐久性」にあります。
特に海沿いや河川では、
- 波
- 潮風
- 雨
- 強い水流
など、厳しい自然環境にさらされます。
そのため、長期間にわたって形を保てる丈夫な石材が必要です。
花崗岩は重さがあり、崩れにくいため、防波堤や護岸工事にも適しています。
また、自然な風合いを持つことから、景観との調和にも優れているのが特徴です。
港や防波堤を支える花崗岩
海沿いで見かける大きな石。
実は、波の力から港や岸壁を守る重要な役割を担っています。
特に防波堤では、台風や高波による影響を軽減するため、大量の石材が使用されています。 港の安全を守るためには欠かせない存在です。


河川や護岸工事でも活躍
花崗岩は河川工事でも使用されています。
河川の護岸では、水流による浸食を防ぐために石材が活用されています。
また、コンクリートだけではなく石材を組み合わせることで、自然になじみやすい景観づくりにもつながっています。
公園や街の景観にも
実は、花崗岩は私たちの身近な場所にも使われています。
- 公園の石段
- 石垣
- 歩道
- モニュメント
- 建築石材
など、街の景観づくりにも欠かせません。
丈夫で長持ちするため、公共施設や街づくりの場面でも多く採用されています。


花崗岩を海から運ぶ仕事
大量の花崗岩を運ぶために活躍するのが「ガット船」です。
船は一度に大量輸送できるため、効率的に全国沿岸へ石材を届けることができます。
私たちは伊勢湾を拠点に、安全第一で海上輸送を行っています。
目立つ仕事ではありませんが、港や街づくりを支える大切な役割を担っています。


暮らしを支える“見えない仕事”
普段は意識することの少ない石材輸送。
しかし、その一つひとつが、私たちの暮らしや社会インフラを支えています。
これからも私たちは、安全第一で地域と社会を支える海上輸送に取り組んでまいります。

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