コラム Column

さだ丸の由来

盛徳海運建設株式会社所有船舶の船名は「さだ丸」。

その名は「定まる」という意味を持つ。港と港を結ぶ航路は決まっているようで決まっていない。海の状況は、常に変化し続けている。船長は、最新の電子機器を活用しつつ、肌で風、潮の流れを読み、星の位置を確認しながら、その日その日の最適な航路を決定する。船長の決断は、お客様の荷物・貨物を安全に目的地へと導くためのものであり、その選択は決して軽々しくはできない。

「さだ丸」は、その名の通り、変わりゆく海象条件の中で、最も安定した航路を見つけ出す。海は、時に穏やかで、時には荒れ狂うが、「さだ丸」はそれに動じることなく、波を切り裂き、前進する。

船は、その航海の中で多くの物語を紡ぎ出し、乗組員たちはそれぞれの航海で得た経験を胸に刻む。そして、それらの経験は、次の航海へと繋がる知恵となり、船と乗組員の絆をより一層強固なものにし、SEITOKUのワンチームとなる。

海運業は、ただの輸送業ではない。それは、町と町を繋ぐ大切な役割を担っており、日本の経済を支える重要な柱の一つである。そして、「さだ丸」は、その重要な役割を担う船の一隻として、今日もまた、新たな航跡を残していく。

ホーム/コラム/さだ丸の由来