コラム Column

船の正月飾り(ガット船)

船の正月飾りは、船の安全と航海の成功を祈るために行われる伝統的な儀式です。特に、海上での安全航行と船員の無事を願います。

盛徳海運建設では、ガット船さだ丸の船首に市内の竹林から切り出した10mほどの長さの竹を取り付け、祝旗(フラフ)を飾ります。

漁船などの小型船舶にしめ縄や松を飾っているのは見かけることがありますが、こんなにビッグサイズの正月飾りはあまり見かけないのではないでしょうか。

船首の飾りつけのほかにもブリッジの神棚や機関室、クレーン、伝馬船には、しめ縄、鏡餅、お神酒を飾ります。船が揺れた時に飾りが落ちないようにしっかり固定します。

これらの飾りは神聖なものとされ、悪霊を追い払い、幸運を招くと信じられています。船に正月飾りを施すことで、船そのものを神聖な空間とし、航海中の安全を祈願するのです。

鳥羽港で社船が揃っての飾り付けは、正月の風物詩となっていて写真に収めたり、油絵のキャンパスに描いたりする方もいます。

正月飾りは新しい年の始まりを祝う意味もあり、船員たちが新たな気持ちで航海に臨むための重要な儀式となっています。これにより、船の安全と繁栄が祈られ、船員たちの士気も高まります。

船の正月飾りは、船の安全と航海の成功、船員の健康を祈るための大切な伝統行事。


当社はご安航を祈り、毎年欠かさず行っています。

毎年お正月には、鳥羽赤崎港に当社のガット船さだ丸が数隻停泊しているのでビッグサイズの正月飾りを見に来てください。

是非、YouTubeで盛徳海運建設さだ丸の「船の正月飾り(ガット船)」の動画もご覧ください!

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